レヴェル４のエアロックは、二つの世界が交わる場所、ある種のグレイゾーンである―そこはホット・ゾーンが通常の世界と交わる場所なのだ。

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ナンシーはエアロックの突き当たりの扉を開け、二人は"ホットな側"に踏み込んでいった。

扉の向こうにひそむもの、あるいは階段の上で待ち受けるものは扉や階段そのものがもたらす恐怖にとうていかなわない。

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何かが、何か恐ろしいものが、凝った飾りのついた鏡板の扉を引っかく…だがワイズ監督は、その扉を決して開けないと決めたのだ。

ラグクラフトなら扉を開けるだろう…もっとも、隙間程度だが。