交通 |
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JR横須賀線沿いに走る国道134のトンネルが6個ほど固まっている所。 |
噂 |
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現地の人間に言わせると、ここは神奈川で有数のスポットということらしい。『鎌倉の幽霊トンネル』と言われているものは、そのほとんどがここの事である。その噂も様々である。 |
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ガラス越しにものすごい形相の数々の顔が浮かび上がり、その顔を見たものは恐怖のためにおかしくなってしまう。 |
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手首が落ちてきたり、生首が飛んだり、人が車の屋根におっこちてくる。 |
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気がつくと後部座席に知らない女性が座っており、それを見ると恐怖のあまり事故ってしまう。 |
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また、このトンネルに関してテレビタレントのキャシー・中島さんが体験したと言う、「ケンちゃん事件」と呼ばれる噂がある。以下に再現しよう。 |
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- ケンちゃん事件(日時不明)
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私は当時、新人テレビタレントだった「ケンちゃん」の仲間5人と肝試しにこのトンネルにやってきたんです。時間はそろそろ夜の9時になる頃だったでしょうか?トンネルの中頃に来たとき、運転席のKと、ケンちゃんが突然叫んだんです。
「みっ、見ろ、フッ、フロントを!」
フロントを見ると、トンネルの奥の方から青く光るものが近づいてきました。何とそれは手のひらだったんです。そしてその青白い手のひらが、いきなりフロントガラスに…。5本の指がくっきり見えました。そして、いきなり消えたんです。だけど指紋だけはぎらぎらと燐光を放って、いつまでも残ってたんです。
Kは急いでアクセルを踏んでトンネルから出ようとしたんですが、今度は車の屋根に、何か大きな岩でも落ちたような、ドシーンというような衝撃が来たんです。Kはもう必死になってアクセルを踏み込んで、やっとトンネルを出たんです。
トンネルを出て少しの所に小さなガソリンスタンドがあったので、そこで少し落ち着こうと言う事になったんです。車から逃げるようにして、そのガススタがすすたに行きました。ところが、ケンちゃんが降りてこないんです。おかしいな、と思ってみんなで車まで戻ってみるました。
ケンちゃんはいました。助手席に銅像みたいにカチカチになって、顔を上に向けて、両手を硬く握り締めたまま、足を踏ん張って動かないのです。顔はニヤッと気味の悪い笑みを浮かべてるんです。みんなで、肩をゆすったり、大声で話し掛けてみても一向に返事どころか反応もありませんでした。まるで、
何かこの世のものでもない恐ろしいもの
でも見てしまったかのように…。
結局、ケンちゃんは磯子のSと言う脳神経科の病院に入院してしまいました。今でもあの時の表情のまま…。
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うーん、これが実話ならこれほど怖い話はない。実話ならね…。 |