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実はこの場所の調査は今回で3回目である。1回目のときはフィルムの装着ミスから、2回目のときはストロボの同調ミスにより写真撮影に失敗しているのである。一応、あちーむは写真暦9年だが、今までこんな失敗はしたことが無い。やっぱり、なんかあるのだろうか、といくばくかの不安を抱いての調査になった。 |
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あちーむの愛バイクにて現地に到着。さすがに3回目(まくがいばは2回目)だけあって、撮影場所の決定も早い。まぁ、心霊スポットの土地鑑がよくなってもちっともうれしく無いが…。 |
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しかし何度見てもこの橋の構造は不思議だ。 まず古い橋のほうだが、橋の前後の道は何度も工事がされている後があり、車線や横断歩道の線が幾重にも重なっていた。どうも橋の向きにあわせて道を真っ直ぐに作り直そうとした跡が見られる。 下りでなおかつ大きくカーブした道に作られた狭い橋なので、さぞかし事故も多かったのだろう。 橋の前後にはそれぞれ地蔵があり、どちらも祠の中に収められている。ところがだ、この橋の作りを見ると、順調に工事が行われていれば、 |
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道を作るつもりだったらしい。 橋の基礎のコンクリート部分は明らかに祠の方向に向いているのだが、祠の手前でいきなり道が曲がっているのだ。しかも坂の上部分の道を見ると、ごく最近に舗装工事が行われている。 花壇付きの歩道もできており、その時点では、昔の道を拡張した上で、橋の部分だけ付け替えるつもりだったのが伺える。 ところが、現在はその右側に更に新しい道ができており、なおかつ新「市場坂橋」ができているのだ。どうひいき目で見ても何らかの事情で古い道筋を使用することを断念したようにしか見られない。 それが証拠に、前後の歩道は古い橋から伸びることを前提として作られており、現在の橋の歩道とは変な角度でつながっている。 また、車道自体も新しい道のほうが前の道よりカーブの内側に作られたため、よりカーブのきつい道になっているのだ。 |
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何故、道路の拡張工事をした後で、あえてその道を使わずに、隣りのがけを切り崩し、結果的にカーブをきつくしてまで新しい道と橋を作ったのか?謎は深まるばかりである。 |
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そして、うわさの地蔵を見てみる。おぉ!やっぱり腹のところが |
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やはりここに顔が浮かびあがっていたのだろうか? また、地蔵の周りには多数の人形が置かれていた。人形供養の地蔵なのだろうか。付近のうわさでは交通事故に遭った子供の慰霊として建てられたということだったが、明らかにそれ以前のものである。 いつ頃からこの地蔵はあったのだろうか? |