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久しぶりの心霊スポットめぐりだというのに、きっかけはかなり冴えなかった。取材決行前のあちーむとウッチーの会話を聞いてみると…。 |
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あちーむ |
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おー、久しぶりー。酒でも飲まねぇ? |
うっちー |
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いいよー、今日は暇だし。でもさ、次にあったときは心霊スポット行こうって言ってなかったけ? |
あちーむ |
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えー、いいよ今日は。仕事してだるいし。また今度でいいじゃん。 |
うっちー |
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まぁ、いいけどさ。 |
あちーむ |
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やっぱ行っとかないとやばいかな?そろそろ。 うーん、とりあえず車に乗ってから考えようぜ。のりだよ、のり。 あぁ、でもなぁ、だるいなぁ。ガスもないしなぁ…。 |
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てなわけで、現場に到着。いつみても、これだけのビル群の中にぽっかりとあいている空間は珍しい。常に誰かがまわりを清掃しているとの噂は事実のようで、まさに塵ひとつない。 |
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問題の慰霊碑は奥まったところに建立されていた。まず目に付いたのが次の注意書き。 |
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なぜ?慰霊碑が傷むからなのか?それとも何か他に理由があるのだろうか?妙に想像を刺激する台詞ではある。 |
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どうやらこの場所は今ままで「平将門の首塚」だけが会ったわけではないらしい。あちらこちらにある標識を一つ一つ見ていくと…。 |
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もともとは伊達家の江戸屋敷でもあったらしく、有名な「伊達騒動」の舞台でもあったとか。しかしなぁ、それならば伊達屋敷の中に「首塚」があったのか?また、以前はこの場所に神田明神があったらしいのだが、それは一体いつの時代の話なのか? |
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一番不思議なのは、「首塚」を奉っていた「神田明神」が移転する際になぜ、肝心の首塚だけ移転しなかったのかということ。よくある噂に、「この首塚を動かそうとすると祟りがある」というものがあるが、それを恐れて今まで誰も動かなかったのだろうか? |
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霊感の強いウッチーいわく、「まぁ、そんなに禍禍しいようなものは感じないよね。」とのこと。結局何もないまま、平将門の首塚を後にした。 |